ジェイク・ギレンホール主演の
911コールセンタでの、ほぼ、ワン・シチュエーション
サスペンス。
自信も警官としての問題を抱え、裁判を目前に、
メディアからも目を付けられる状況に加え、
街では、山火事の災害が起きていて混乱が続いて
いるという中で、業務としてコールセンタの仕事を
行っていたジョー。
そこに、誘拐されたとの通報が入る。
デンマーク版のリバイバルであるので
内容は把握していたものの、そこは、ギレンホールの
見せ所がさく裂する。
ラストの表情は、セブンのブラピ以来の苦悩顔が見られる。
見えない相手を仕事にするという
メンタル的なプレッシャーと、相手の温度感のギャップが
ジワーっと、と伝わり、ラスト、ジョー自身の良心の解放が描かれる。
こういう映画は、別の俳優でも観たい感じがしますね。
いい映画だと思いました。