物凄く変な映画。何を見せられてるんですか？って感じなのに「他の世界で君とやりたいんだ、洗濯物と税金を」で爆泣きしてしまった
全てを間違える人生だから全ての人生に接続していて、"エヴリシング・エヴリウェア・オールアットワンス"をやっていったら手の中に残ったのは目の前の家族と人生。ないものねだりのその先にある存在し得ない"正解"に気付かせてくれるような、マクロからミクロを見るストーリーが自分にとってかなり刺さった。
人種や貧困、介護、セクシャリティなど様々な要素が入り混じりオスカーが目を付けるのも頷けるというところだが、それに対してもこの映画なりの"受容"があって要素へのアンサーも見えたのは良かった。
なんだろうな〜「お前はお前のままでええやんけ！」的映画がこの歳になるとどうしようもなく好きなんだろうな。
意味わからんカンフーも、目まぐるしく変化する衣装もヘンテコなマルチバースジャンプも最高！
