Brahmst

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのBrahmstのレビュー・感想・評価

4.9
1秒として無駄なシーンはなかった、そして映画館で観る意義のあった映画だと思う

マルチバースというある種使い古されかけている土台の上で、予想不可能な展開を見せてくれる点には脱帽した。それでいて、物語にはきちんと伝えたい想いが通底しているので、はちゃめちゃなのに感情に訴えかけてくる、これはもはや恐ろしい...

個人的には、多くの名作映画・アニメのオマージュがあった点もクスリと笑えるポイントだった。

ぶっちゃけ久々にアカデミー賞作品賞受賞作品で心から爆笑できたので、幸せです。
こういう映画が増えてほしいな
(-0.1点は、お下劣さのえぐいシーンがあったので、割と苦手な人も多いと思ったからであり、個人的には満点でもいいと思ってる)

p.s.

この映画観た直後に『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』を観たので、エモくなりました。
あと、エンドロール見てたら、スペシャルサンクスにユマ・サーマンがいて、確かに『キル・ビル』的側面もあるなぁなどと感じました。
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