エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのりんコのネタバレレビュー・内容・結末

クソ真面目に馬鹿なことする映画大好き。
多元宇宙系はアメコミとかに特に多いけど、別宇宙の自分が助けに来るとか襲いに来るじゃなくて、技能とかをインストールするみたいな形はあんまり見たことなくて面白かった。
多元宇宙の描き方、連動の仕方も独立しながらの影響って感じなのが描き方としてもギミックとしても好き。
最初はそこまで観客好感度を稼げなさそうなエヴリンを、エヴリンが自分を好きになるタイミングで観客も好きになれる感じがしてシンプルに気持ち良い。
あと頼りない旦那の戦い方を学ぶところ、王道ながらやっぱ良い。
そして何よりもジョブ・トゥパキのビジュが最強すぎる〜！特に最初の本格的登場シーンがキュートすぎてどうしようかと思った。カートゥーンに出てくる次元干渉系ヴィランのそれじゃん！元から次元干渉系だったわ…
ふつうにエヴリンとかウェイモンドのビジュも良かった、あの格好で暴れるからこそ生まれるかっこよさがある。
クッソ壮大な話が結局は個人の周りの大きくて小さな問題に収束する話好きなので、そういう意味でも良かった。全然そんなつもりなかったのに、ふつうに石のシーンあたりからちょくちょく泣いちゃった。