tanaka

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのtanakaのレビュー・感想・評価

4.5
つまりは愛の物語だと思った。ラストは垂泣。
A24にどんどんハマっていく今日このごろ。
相変わらずの予想できない奇抜な演出に驚き笑ってしまう。
冒頭はどんよりした不幸な気持ちが続く演出。
しかし開始15分くらいから(良い意味で)様子がおかしくなっていく。
抑圧された状況や閉鎖的な環境を映像から感情に伝えるのがうまくて、ちゃんと胸糞悪い気分になりつつあるところに、現代アートのような演出、そして今作は最後に心温まる物語に収束する。
一つの作品でこんなに感情を掻き乱されることあるんだ!?
評価は割れるらしいが、それがまたA24の魅力なんですかね。私は中毒者だと思う(笑)






余談だけど、マルチバースのところが情報量めっちゃ多いなと思ってて、ふと、無量空処食らったらこんな感じなんだ〜とか想像しちゃった(笑)
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