Aka

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのAkaのレビュー・感想・評価

4.3
めっちゃいい映画観た〜!って久々に思ったかも。前半ケラケラ笑ってたんだけど後半泣いてた(笑)感情を突き動かされるって気持ちいい。てかスイスアーミーマンの監督じゃん〜!スゴすぎだ。撮影大変だっただろうな

この映画を観るきっかけとなったYouTubeの動画がある。「楽観的虚無主義」と題された6分の動画はたしかに私の気持ちを楽にするもので、同じように楽になった誰かがコメント欄にこの映画のことを書いていた!まさにこの動画で話されていることが映画の中身そのままだと思った。

実際のところパラレルワールドは無限に存在していると考えられ、つまり無限の地球に無限の私がいると考えられる。
無限にいるならばどうしてよりによって私?ということなんだけど、それがこの主人公のどうしようもなさと自分のどうしようもなさに重なって救われる(大抵の人がそうだろう)。よりによってこの私、だからこそ楽しめる。
視野が狭くなって鬱々としてきたらまた観るべし!ちょいと疲れるけれど。部屋を明るくして画面から離れて見ましょう。
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