映画館で観ておきたかった
ウエストバックヌンチャクからアクションが格好良くて、平行世界からスキルを拾って無理無理強くなるのも面白い。
上の次元の存在が下の次元にだとか、仮想の世界でだとかとはまた違う、平行世界の違う選択肢を選んだ自分との行ったり来たりが新鮮だった。
平行世界へのジャンプのための奇行と、ラスボスのおとぼけも相まってかなり狂っている。
目まぐるしく世界が入れ替わり、生物が生まれてこなかった世界でピタッと止まる一連のシーンは緩急が物凄い。
大き過ぎる力を手にしてしまった敵が寂しがり屋さんな展開好き。
世界の中で、人生の中で、意味のある時間なんてほんの少ししかなくて、だから無駄なんだ。ではなくてだから大切にしよう!っていう当たり前だけど言葉にするのは難しい着地点と、諦めを捨てて全ての世界をちょっとでも良くしよう、ルールなんてないんだから石が動いたっていいだろ!の足掻きはうっかり泣けてしまう。