タカナリ

映画おしりたんてい シリアーティのタカナリのレビュー・感想・評価

3.8
「おしりたんてい」初の長編映画作品。
シリアーティ教授の犯罪に、おしりたんていが勇気と戦意もって挑みます。

今回の敵となるシリアーティ教授。声を担当しているのは、まさかの福山雅治。
これが非常に素晴らしい。
普通に福山雅治ではありますが、キャラクターにピッタリ合っていました。おしりたんていとそっくりな見た目ではありますが声の影響でカッコ良く思えました。

テレビシリーズと比べて、話は少しシリアスめです。シリアーティがギャグキャラではなく、ちゃんとした犯罪者だったからでしょう。ギャグとして面白いのは、オードリーとの絡みと、最後の“おしりコール”。
シリアーティが自身の事を語る所から“無礼をこく”あたりは普通にドラマでした。目が離せませんでした。面白かったです。

おしりたんていが戦意を喪失した際のみんなの頑張りや想いにグッときましたし、あれで戦意を取り戻したのには驚きました。同時上映の作品がここまで関係してくるとは。
そして最終決戦は、さすがの映画クオリティ。大迫力でした。「ミステリーはどこ行った」と思う所はありますが、子供は大興奮でしょう。

「おしりたんてい」自体あまり見たことありませんでしたが、大人が見ても結構楽しめました。
テレビシリーズも見てみようと思います。