SHUNGIKU

すずめの戸締まりのSHUNGIKUのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

絵と音楽があまりに美しくて、見終わる頃には不満点とかどうでも良くなるのが新海誠の映画。
何気に彼の映画は毎回劇場で見てます。

地震災害という身近なテーマだったので、ファンタジーではあるけども、入り込みやすい世界観でした。
なんと言ってもやっぱり空が美しい。
星空も雨空も青空も心惹かれました。

音楽も最高でした。
新海誠映画にもはや欠かせない存在となった「RADWIMPS」。
今作も最後にRADがかっさらっていきました。
あとアバンタイトルも良かったです。
鳥肌立ちました。

内容のことに関して言えば、主人公の震災に対する恐怖心があまりに少なかったかなと思いました。
強い少女を描きたかったのは分かりますが、それにしてもタフすぎるし、地震で親を亡くしている訳ですから、もっと怯える描写があっても良かったかなと思います。

「君の名は」や「天気の子」に比べ、より大衆向けになった気がします。
でも、とても見やすく飽きない映画でした。
個人的には面白かったです。
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