香乃

すずめの戸締まりの香乃のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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何万人が命を落とす天災を左右できる人間がいて、そこに生まれるドラマをエンタメにする設定が私的には受け付けなかったなー。
自分の頭の中にある理不尽で無慈悲で残酷なイメージと「かしこみかしこみ〜お返し申す☆☆」を結びつけるのが気持ち悪い。解釈不一致ってやつかな。人によっては全然問題ないだろうことは想像つく。
「かりそめとわかっています!」とか、それっぽいセリフ並べられてるときがむちゃくちゃ萎えた。何様なの?的な。
理不尽なものは理不尽なままにしてくれないとやり切れない。
作り手はどういう意図なんだろうか。背景知ったら解釈変わるかも。
とりあえずいまいまは、「星と夕陽と朝の空と〜、、全てが混じり合った空がそこにはあった、、」的な公式あらすじを見て「それを描きたくて地震使ってんのね」的な気分。

あと猫の扱いも無責任すぎね……。
「お前が始めた物語だろ」すぎるwww
「ダイジンっぽい!」で名前確定すんのも草。
ぽいとは。
泣きながら「おかあさあああああん」と叫ぶ子どもの姿は反則。流石に涙腺崩壊。

たよが「今日見に行くんだ♪」と言ったので同伴。ぱすたかん→映画の恒例コース。
香乃

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