フランスに実在する司法制度「justice réparatrice(修復的司法)」がテーマ。被害者と加害者が10人程度集まって車座で対話するという試み。
フランス人と日本人の永遠のバトルテーマ「死刑ありなし」についても考えさせられる映画であった。
死刑賛成派の私の感覚からすると、この制度本当にフランスっぽいな〜、だし、本当に成立するの、、?!という気持ち。
これが、成立すんだよな。「お互いへのリスペクトがあれば、人は分かり合えるし、変われる」って希望を感じさせてくれる物語は強い。
影響されやすいので、見終わったあとは「犯罪は個人だけではなく環境の責任でもある」の天秤がかなり重くなってしまった。
ただし、無差別殺人とかは抜きね。
「分かり合いたい」という真摯な姿勢が前提。