yuki

すずめの戸締まりのyukiのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0
映画館で嗚咽我慢するの大変なくらい泣いたの初めて…。1人だったら声出して号泣してたと思う。良い意味で打ちのめされた。
キャラクターの心情に共感しすぎて、作品自体に感動しすぎて、その後の予定やめたくらい引き込まれたし余韻がすごい。。。

序盤から世界の美しさに感動して涙目。
美青年の草太さんが序盤で子供用の椅子に変身させらた姿はコミカルで可愛くて笑っちゃった。

で、草太さんを救いたいすずめにおじいちゃんが「帰れ!忘れろ!死ぬのが怖くないのか!?」って怒鳴ったら、
すずめが「怖くない!!昔から生きるのも死ぬのも運だと思ってたけど、草太さんがいない世界の方がずっと怖い!!」って泣きながら叫ぶとこでぶわって涙が。。。共感深すぎて。。。

終盤の「命はかりそめのものと解っているけど、死は常に隣り合わせだと解っているけど、それでもどうかいっときでも長らえたい!!死ぬのは怖い!!生きたい!!」っていう叫びでまたぶわって。。。。。

悪役っぽく描かれてるダイジンは悪役じゃなくてさ、無邪気な神様なんだよね。。すずめの愛を求める姿がすっごく愛しかった。
子供の時のすずめとどこか重なる。17歳のすずめと4歳のすずめが向き合うシーン、インナーチャイルドを癒して自己統合するシーンだなと感動した。

脇役の人々もすんごいあったかくて…愛に溢れてて。すずめと別れる時に必ずみんな抱きしめるんだけど、その描写が大好きだった。

新海誠監督の作品の中で一番感動しました。
こんなに人の心に響く作品生み出せるの羨ましい。何回生まれ変わってもわたしには思いつかないストーリーだった。
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