新海監督の作品はとても美しく、いつも妖しい世界と現実の世界が表裏一体なのだと、ストーリーから訴えかけてきます
今作はあまり見る気は無かったけど、たまたまSNS繋がりの友だちからのオススメを見て鑑賞しましたが、モチーフになっているであろう?3.11を考えると複雑な気持ちになってしまった
でも震災に直接被災していない自分はあくまで傍観者であり、あの日突然家族を失った人たちの想いはすずめのように、想像を絶するものなのでしょう
そんな風にヒトは耐えがたい痛みを感じた時、その心の中にもう一つ別の世界が開いてしまうというのは、誰にも多少は覚えがあるんじゃないでしょうか?
そしてこの作品はそんな世界が実は黄泉の世界とか、神話的な世界と繋がってるんじゃないかという構想の元に作られているように感じました