君の名は、天気の子に比べると専門用語が多いせいか、1回の視聴ではそれらと3.11を結びつける理由がイマイチ分からず
しかし新海誠のインタビュー記事などを読んでから改めて観るとやっと繋がった
過疎化が進む土地と都心の対比
土地に宿った人々の記憶の可視化
インナーチャイルドとの付き合い方
それらと併せて震災前後で人々の生活がどのように変わるのかも、海外の人に分かるように描きたかったのかなぁと。
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個人的に魔女の宅急便に準えた描写も散りばめられているのは面白かった。
猫と女の子の旅。
その女の子を助ける様々な世代の女性。
魔女宅は適齢期の女性=子どもを産み育てることが当たり前だった時代背景があるけど
この作品では独身の叔母をはじめ、同い年でも家業を手伝う女の子から、シンママ、スナックで働く女性など、今の時代に沿った人々が鈴芽を助けていくところが好き。
恋愛要素については…批判的なレビューも分からなくはないけど、凡人には見えない特別な力を持った者同士が惹かれあったというファンタジー!って事でいいんじゃないかなと☺️