ヴァルーン

すずめの戸締まりのヴァルーンのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
3.8
🪑九州の田舎町の女子高生岩戸鈴芽は、軽い地震を経験したときに自分にしか見えてない黒いミミズのような巨大なモヤに気づく。その出処は今朝見知らぬ青年に教えた廃墟であり、行ってみるとその青年が必死で扉を閉めようとしていたところで…🐱

やっぱり新海誠は日本の情景描写が上手い。田舎から始まったけど、やっぱり東京には舞台が移りそこのガチ度がひと味違う。 +今回は大小問わず、地震のシーンも多め。 色んな角度から日本人の心を揺さぶってきます。

ダイジンって名付けられたネコチヤンが可愛い。 一時要石の役割から解放されてウキウキなのに、鈴芽の手のひら返しでげっそりしててしまいにはまた…ってどうにもネコのことを考えるとハッピーエンドにはならないが、やっぱり本作も若い男女の恋愛が軸なんだろうな。 いや、それにしては恋愛要素が薄かった。 鈴芽の一目惚れ?じゃないとあそこまでの恋愛に発展しないような付き合い。

それ以外にも、広げたまんまでとっちらかった風呂敷そのまんまって感じの設定が多い。 深読み考察ありきの映画だったのかな?