ゴミ収集の仕事をしている孤独な元殺し屋が少女のためにたった一人でギャングと激闘を繰り広げるバイオレンスアクション。
「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディが主演だけでなく脚本や製作から音楽までを手がけた作品。娘を失った孤独な男の哀愁漂う暴力的な物語。前半は硬派なバイオレンスドラマという感じなのだがアクションシーンがカッコいいアクション過ぎて雰囲気がブレブレだったのが残念。いちばんがっかりしたのはCGの血飛沫。序盤のギャングのボスが男を理不尽に惨殺する場面は構図はよかったし暴力的な内容でしっかりしていたのだけれどCGの安っぽい血飛沫のせいで全部が台無し。血飛沫は血のりに限る。ストーリーはエイドリアン・ブロディの渋さもあって中々よかった。DVD画質で観たからコントラストとかがめっちゃ汚く見えてカッコいい映像なんだろうけど安っぽく見えてしまう。配信とかでまた観直したい。