生きる LIVINGの44のネタバレレビュー・内容・結末

死ぬ間際になって仕事ではなく本来の自分を生きようとしても、特に思い当たることが無い。っていうのが悲しい...誰かに言えるわけでもなく、なにか遊ぶ趣味があるわけでもない、知った死期まで無為に過ごしてしまう。それだけは嫌だと思ってしまった。それでも最後は仕事に邁進できたウィリアムズは幸せだったのだろうか。最後まで息子にすら頼ることなく、結果的に死ぬまで仕事をしていた。その結果、主婦たちからは感謝されたが、本人の予想通り大した結果は生まなかった。それでも生きるということを人生を全うできただろうか。