『生きることなく人生を終えたくない 』
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黒澤版を見たのはまだ若かりし頃ゆえ、今は当時と違い物語から受ける想いがまっすぐにキちゃうね...
ビル・ナイの哀愁漂う佇まいとその目線よ、、 そして若く意欲溢れるエイミー・ルー・ウッドの存在感も良き、、
黒澤明の名作を1953年、第二次世界大戦後のロンドンを舞台に再構築。半年の余命と宣告された男が静かに取り乱しつつも人生を見つめ直し晩節に向かえる人生の転機。ゴンドラの唄となるしゃがれ姿のビル・ナイが歌う(巧いし...)スコットランド民謡ナナカマドの木に齢を重ね始めた者にはグッとくる...。
帰り道での余韻の漂いたるや