ずん

生きる LIVINGのずんのネタバレレビュー・内容・結末

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


白黒映画のような世界観 邦画ではこんな価値観味わえないんだろうなという感情

回ってきた仕事に対して、自分の仕事ではないとみんなが口を合わせて責任を持たない
公務員なんていくらがんばっても同じお給料
毎日の業務は繰り返し いかにバレずにサボるかに尽きる

限られた時間でなにをしたいのか どう過ごすのかまったく知らないのであろう主人公(?)
子どものころは紳士を夢みていたのに いつのまにか量産的な帽子を被ったサラリーマンになっていた

自分が遊びを教えてもらったように 子どもが遊ぶ遊具を作ってあげることが 自分にできる最大限の教え それを最期に命懸けでやったんだろうな

それがたった束の間の幸せであっても なにかを成し遂げる姿勢を大事にしたい

息子は悪どい女と連んでそいつの言いなりになってたから 本当に大事にしてたものを見失っていたのに

後悔したかのような態度に腹が立つ
今なにを本当に大切にすべきか見誤らないこと 
ずん

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