人生を見つめ直すきっかけをくれる作品。
末期がんのおじいちゃんが、余命半年と聞かされてから、自分を見つめ直す。
そんな時に、職場の同僚である、「輝いている若者」を見て、自分もこんなふうに生きてみたい。と思う。
小さい頃は紳士になりたいと思い、やがて仕事をするうちに、同じことの繰り返しな毎日に蝕まれて自分を見失う。
仕事を後回しにし、責任転嫁をする。
けれども、生きるとはそうではない。
自分の人生に責任を持ち、他人のために一生懸命に働く。
そうすれば例え小さな事でも、自分たちの力で変えていく、創り上げていくことができる。
わかっていても、新しい課長の様に、やはり時の流れは残酷で人間は忘れてしまう生き物。
しかし忘れないでいたい。
彼の様に、例え残りの時間が半年だろうと、本当の生き方をした人間は幸せになれるんだ。