Kagochan

生きる LIVINGのKagochanのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
4.0
人生を見つめ直すきっかけをくれる作品。


末期がんのおじいちゃんが、余命半年と聞かされてから、自分を見つめ直す。
そんな時に、職場の同僚である、「輝いている若者」を見て、自分もこんなふうに生きてみたい。と思う。

小さい頃は紳士になりたいと思い、やがて仕事をするうちに、同じことの繰り返しな毎日に蝕まれて自分を見失う。
仕事を後回しにし、責任転嫁をする。

けれども、生きるとはそうではない。
自分の人生に責任を持ち、他人のために一生懸命に働く。
そうすれば例え小さな事でも、自分たちの力で変えていく、創り上げていくことができる。

わかっていても、新しい課長の様に、やはり時の流れは残酷で人間は忘れてしまう生き物。

しかし忘れないでいたい。
彼の様に、例え残りの時間が半年だろうと、本当の生き方をした人間は幸せになれるんだ。
Kagochan

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