矢吹健を称える会

ザ・ロストシティの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)
3.1
 この、ほどほど感。撮影が意外にリッチな感触で良い。あの人の理不尽な強さ(キャミオ出演として正しい)も、しっかりアクションしてる点も好感を持った。しかし残念ながら面白さのピークはここかもしれない。
 サンドラ・ブロック(美しい)もチャニング・テイタムもごく穏当な人物でしかなく、ギャグとしては冴えない。ロマコメなら『ナイト&デイ』くらいぶっ飛ばして欲しいと思ってしまうが、赤いドレスに衣装替えしたサンドラ・ブロックが、ホテルの窓から、島民と踊るチャニング・テイタムを見つけて、そこから距離を近づける流れなんて、くそベタだけど悪くはないと思ってしまった。

 上映前の予告編で『バズ・ライトイヤー』関連のCMが4本くらい連続で流れて、時空がおかしくなったかと思った。