このレビューはネタバレを含みます
思ったよりもしっかりとしたロマコメアドベンチャーだった。
愛すべきキャラクター達、程よい笑いどころにストレスのないロマンス等、頭を使うような要素は殆ど無く、良い具合に気を抜いて観れた。
インディ・ジョーンズやグーニーズ、最近だとアンチャーテッドなんかもそうだが、やはり古代の宝というものは浪漫があって良い。本作に関してはかなり大味ではあったが、これぐらいのものをたまには観たくなる。
本作、個人的に好ましかったのはキャラクター達。主人公側は良い奴ばかりで悪党は絶妙に憎らしい。
そんな中で流石のブラピはアクションから存在感から、少ない登場時間にも関わらず異彩を放っていた。確かにブラピなら脳の一部を吹き飛ばされたくらいじゃあ死なないような説得力がある……。しかし今回、『デッドプール2』のときばりに贅沢なブラピの使い方だったと思う。
流石といえば、ダニエル・ラドクリフは今回も良い役をしてた。あの小悪党ぶりは新境地を見た気がする。今後とも活躍に期待したい。