長久監督は、人間誰しも漠然と考えたことがある妄想を映画化してくれる。
ファンタジーだ/フィクションだって言われたらそうかもしれないけれど、どこかに現実味がある。
たぶんそれは16歳とかまでにめちゃくちゃ考えた事だからかもしれない。
プールに金魚を放つのも、同じ傷のある人たちとバンドやって成功するのも、死ぬ日がわかる〝デスデイ〟も。
DEATH DAYSはずっと現実的な、でも、羨ましい。みたいなところを見せてくれた。
人間はよく考えるくせに、動物同様死ぬ時はわからなければ、ぽっくりだしなって考えてた。
だから、「生」を感じてみようと思えた。
