ナオヤ

ある夜、彼女は明け方を想うのナオヤのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

明け方の若者達を観てから鑑賞。
明け方では主人公の人生の一番良い時期(と、登場人物は語っているけど20代後半でそれ悟るのは早すぎやしないか)に流れ星の様に登場して消えてった一見素敵っぽくみえる彼女。

今作ではこの素敵っぽい彼女を主人公として、あの呆気ない別れを切り出した彼女にも実はこんなのっぴきならない事情があったのだ…と説明してくれる。

いや、こいつ結構イヤな奴じゃないか!?
エモーショナルな演出とナレーションで爽やかな風味っぽくなってるけど、やってる行動そのものはゲロ以下の匂いがプンプンするぜ!
でも常に正しくいられないのが人生で、なにかとままならないものだから人物描写がリアル、生々しいとも言えるのかな。
不倫と分かってて付き合い始めたんだし、彼女だけが悪いわけではないしね…と思ったら彼女の独白で最初から主人公の事を落とすつもりで声かけていた事が判明、しかも最初に行為に及ぶシーンも彼女から誘っているし…まるで喋る電マの様な扱いをされた北村匠海くんカアイソウ。

色々言いたい事はあるけど、観て後味のいい映画ではないのは確か。

20代前半の学生にして、結婚相手のことを夫と呼ぶ私達観してます感もウゼぇ。笑
ナオヤ

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