つる

ある夜、彼女は明け方を想うのつるのレビュー・感想・評価

3.5
『明け方の若者たち』をヒロイン側から描いた作品。

モラトリアムから抜け出し、何にでもなれるといった高揚感と共におそってくる社会人としての閉塞感。

挑戦と安定。
誰の人生にもそういった選択はくるんだろう。

それぞれの交錯する想いが切なさを奏でる。
つる

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