物語は時系列的には、序盤のシーンについて
そこに至るまでのストーリーを各視点からみていく作品。
だからこそ
最初に抱いた感情と、違う感情を抱く自分が主人公と同様に変わる気がした。
作中、
養子縁組み制度は子どもがほしい夫婦のためのものではなく、親のいない子どものためということを忘れてはいけない
って台詞がどこかであった。
これは本当に忘れてはいけない視点。
大人の事情で独りになったのに、別の大人の事情でそれを動かすのは大間違い。
それは絶対に覚えておかなきゃいけない。
欲を言うならここからストーリーの展開望んでしまったわけだが、、それを描いていたら多分蛇足だっただろう。