このレビューはネタバレを含みます
フィンランドの映画は初めてかも知れないが、この画家の事は知らなかった。
この時代は、まだ女性の地位も弱かったと思うが、ヘレン・シャルフベックは確固たる自我を持ち、湧き出してくる情熱だけで絵を描いていた。全てが変わったのは、ある画商が訪ねてきて彼女が描き溜めていた159点の素晴らしい作品を発見、大きな個展開催に向けて動き出したからだ.しかし、ヘレンの人生で最も重要な転機は、画商が紹介した15歳年下の青年エイナル・ロイターとの出会いによってもたらされる…。
映画全体が絵画のように美しくて、絵も私の好みでした。自然にヘレンに肩入れしていました。15歳も年下ですよ。うまく行くはずがないと思って見ていたので、…。