HELENE 2020年 122分。1915年、母と田舎で暮らす中年の画家ヘレン・シャルフベック(ラウラ・ビルン)。画商ヨースタが彼女の才能を評価し大規模な個展を開催、これが成功して彼女の名が世に出…
>>続きを読むヘレンの横顔とフィンランドの素朴な風景が美しくて、ミルクティーと編み物片手に時にじーっと、ちらちらと、ずっと見てられた。
女性の立場の低さ、
1番の抑圧者は兄ばかり優先する母であったかもしれないこ…
画家ものは好きなのだが、初めて北欧映画を観た。
実話を知らないので、静かな映画だが飽きることなく、結末まで観られた。
ヘレン・シャルフベック、映画の中で紹介された以外に、写実主義を捨てる以前の絵も…
フィンランドの映画は初めてかも知れないが、この画家の事は知らなかった。
この時代は、まだ女性の地位も弱かったと思うが、ヘレン・シャルフベックは確固たる自我を持ち、湧き出してくる情熱だけで絵を描いてい…
フィンランドの映画は初めて観たかも。
そして、この画家のことは知らなかった。
まだ女性の地位が弱い時代に、確固たる自我を持っていたと同時に激しい気持ちの持ち主。
19歳差の恋は、結果として届かなかっ…
エイナルが理想とする人生は、可愛い嫁を娶り、幸せで平凡な家庭を営みながらも、ヘレナのようなアーティストと知的な交流を持つ生活、なのだらう。
それに対してヘレナが男に求めているのは、お互いの魂がギシ…
絵画のような映画。静かで、でも力強くて、内に秘めた情熱が込もっていて見る者たちの心をじわじわと熱くさせるような。
ヘレンとエイナルが二人で海で絵を描いているシーンがよかった。
ヘレンを演じた女優さん…
凄く良かった、、、
セリフも画も絵もストーリーも、、
兄や母親とのギクシャクした不穏な感じもスパイス🫚になっていた。。
そして失恋。
繊細じゃなきゃ絵なんか描けないよね。
創作する人には、彼女の言葉…
非常に私の心に刺さった映画でした。
映像も音楽も、観ている者の心にじんわりと入ってくるようです。
2時間、あっという間でした。
後半から、ヘレンの失恋した心情が痛いくらい伝わってきて、こちらも涙を…
©Finland Cinematic