ゆめ

骨のゆめのネタバレレビュー・内容・結末

(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

少女が2人の魂を謎の儀式で蘇らせるストップモーションアニメ。

前置きで、こういうフィルムが発見されました、って始まるから、本当にドキュメンタリーかと錯覚しちゃった。
古いフィルムっぽい映像の乱れや、音のざらつき、歪んだ音楽が不気味な世界に引き込んでくれる。

蘇る1人は男の人、もう1人は司祭。
少女と男の人は司祭の元で結婚式を挙げるが、婚姻届は破棄、2人はまた骨に戻る。

不気味なのにどこかコミカルでおもしろかったな。

体の部位が踊りながら、ああでもないこうでもない、と人体のパズルをしてる様子が滑稽で、クスッと笑った。

司祭の骨に肉がつき始めたとき、メガネも復元されてたの笑った。
メガネは体の一部なのね。
頭から十字架生えちゃうしね。
復活の先を行ってる。

人形の体を支えるセロテープ?やピアノ線もそのままみせている。
ときどき少女が生身の人間になる?急にヌルヌル動かれるとぞわっとするね。

最後の一言はどう言う意味?
見ちゃいけないものを観てたのかもしれない。
ゆめ

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