このレビューはネタバレを含みます
「同性同士なら浮気にならないでしょ?」が…なんかうまく表現されてたね…。
ちょっと罪の意識軽くなっちゃう感じが映画を通してずっとあったね、意地でも表現し続けてる感じがあった。
あれだけ同性で浮気されて傷ついたはずなのに、結局自分は同じことをしてしまっている。マルコとエレーナはマルコの浮気で別れたけど、エレーナも結局同じ価値観だったんだねっていう、鬱エンドでしたネ…。今度は自分が子供を産んでエトーレの気持ちを無視してアドリアーナと暮らすんか?お?舐めんな!
こんなエンドだと、監督はハッピーエンドに無理やりまとめた、って言うよりは、見る側に疑問を残すことや問いを投げかけることが目的の映画なのかしらとすら思うね。
つまりこの曖昧性が、愛の本質ですよってことが言いたかったのかな。不完全なものが愛なのですよ、って。いやふざけんな不完全でもいいがせめて完全を目指す姿勢を見せろ。
ハッピーエンド考察するなら、不完全な愛を抱えたままでも、愛することは可能ですよ。的なことを主張したかったのかな。どっちにしろ、わたし個人は白黒つけたいタイプだから見るの向かない。浮気の言い訳じゃん
ジェンダーの講義の課題で見ましたがなかなか苦しい映画だった、もう見なくて良いかも。ほんでしっかり評価低いのね!笑