MEIKO

マザーズのMEIKOのレビュー・感想・評価

マザーズ(2016年製作の映画)
3.0
代理母を頼まれた家政婦のエレナ。
山奥の電気もガスもない隔離された湖のほとりにポツンと建つ一軒家。

シングルマザーで、実家の母に子供を預け、手っ取り早く貯金するため、住み込みの家政婦をする。
3年を目処に考えていたが、可愛い息子に早く一緒に暮らしたい為、無謀にも代理母を依頼され、一年でその金額を提示され引き受ける。

日本では、代理母はまだ認められていないが、この映画を見ると震え上がる。
初めは単なる遺伝子的な拒絶反応が出てるのかくらいだが、
エレナが憔悴していき、皮膚疾患や脱毛や腹痛、全身脱力など様々な症状見てたら、こちらまでお腹が痛くなった。

とにかく、恐ろしい。
悪魔の子を孕んだばりの怪奇現象が起こり、霊能師も目があっただけで、トンズラする。

エレナが気の毒すぎて、正視できない。
逆に本当のマザーは、初めは病んでおり、靴下も自力で履けないお婆さんだったのに、どんどん美しく若くなっていく。エレナの生命力や若さを吸い取るかのよう。

肌も張りが出て、髪の艶もでて、30歳ぐらい若返っていく。

けど、理由や因果関係、結末があやふやで、消化不良のまま終わる。
これは、前編か??
それともスピンオフか??
MEIKO

MEIKO