なにこの幕切れ…
ジャケット（？）のように豪快にタクトをケイト・ブランシェットの姿はほとんど見せてもらえず。笑
中盤で"beautiful!"と呟いた素晴らしい演奏ももうちょい楽しみたかった…けどそれを見たけりゃコンサート映像を見ろって話なわけで。
パワハラの話なんだけど、でも結局全ては人間関係で。同じこと言ってても、間違ったことしてなくても、正しいことしてても、叩かれる人（時）もあればそうでない人（時）もある。
どれだけ才能があっても、うまいことやらんとアカンということなのかなと、最近思う。
完全なクロは論外だけど、リディアのようにグレーの場合も多々あるわけで。そんな世の中がいいのかどうか、問いかける作品。
それにしてもやっぱりアジアはその辺りのリテラシーが低いと思われてるんだなーと。
見どころは終始ケイト・ブランシェット様でした。
追記
みなさんの感想を読んでいると、ターが権威を振りかざしてしっぺ返しを、というものが多いようだけど、私はどうしてもそう思えなくて。
ターの幼少期は決して裕福ではなさそうだったし、やっぱり努力や才能に裏付けられた成功だったはず。
トップオブトップになるためには、やっぱり厳しい指導も受けるし、選考理由には完全なる結果平等はありえない。選ぶほうも人間だし。
だから私には、しっぺ返しを受けたというより、むしろターはキャンセルカルチャーの被害者というように感じた。
とはいえ、もうちょいうまくやろうよ、とは思ったけど。娘ちゃんの件がかわいそうすぎる。
追記２
うーんやっぱりターが横柄とか傲りとかは理解できなくて…芸術ってそういうものじゃないの？冒頭の講義って、ジュリアード音楽院やん？その高みについていけない人は近づいたらあかんのよ。違うなと思ったら違う方法で見返せばいいやん。講座を辞めさせられたわけでもなし。それすらできないんなら、二流なんだなって理解して二流なりの活躍の仕方を考えないと。って思ってしまう私はパワハラ気質なんだろか…。ちなみに私は完全な二流いや、三流デザイナーです。
