Mami

落下の解剖学のMamiのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.4
フランスの法廷もの。雪山とフランス語が美しい。

序盤から中盤のイラつく音楽が最終盤には安らかな音楽になり、家族の平穏を表しているのか?

結局、真実がわからないとき、何を信じるのか。私達は何を見て、どう判断するのか。それを問いかけた映画。

とっても長くて、セリフの応酬、ほとんど変わらない画面にも関わらず、次々に明るみになる真実と夫婦・親子のリアルな心情描写に飽きることがなかった。

フランスらしい映画っていえるのかな。ハリウッドではなかなかない感じ。娯楽要素少なめ。アカデミー脚本賞っぽくないというか。でもどうとも取れる描き方はすごくうまいと思った!

最後の母子の会話はどういう意味?なにが怖かったんだ??いろいろ考察読んでみたいなー。

久しぶりの劇場鑑賞なので点数高め。
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