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TAR/ターのmikiのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった瞬間、
「2時間40分かけて
天才が落ちぶれた話!?
それだけ?
?????
やばい、作品からのメッセージが
読み取れない😂」
と頭の中がはてなマークで
一杯になりました笑




自分の映画読解力のなさに
愕然としながら😂
YouTubeおまけの夜の
解説を聴かせて頂き、
今回も柿沼さんの解説が
とっても分かりやすく、
モヤモヤが腹落ちしました!

非常に勉強になり、
心から感謝です!

柿沼さんの解説に
何度も何度も助けられております…

本当にありがとうございます😭✨




もしも本作を観て「?」
となった方がいたら、
柿沼さんの解説がおすすめです!
https://m.youtube.com/watch?v=Y9jbTC780bw&pp=ygUDVEFS







また、別のYouTube動画で
自称映画評論家の還暦近い男性が
本作について
「社会がパワハラとかセクハラとかに
厳しすぎると
天才は生まれづらくなる」
と言っていたけど、
いや今回のケイト・ブランシェットは
明らかにやり過ぎ…

(クリスタに対して
どのようなセクハラをしていたのかは
本作では描かれないが)

色んなオーケストラに
クリスタの悪評をメールし、
権力を持って
クリスタのキャリアを
潰したことは描かれていた。

そしてそのこともあり
クリスタは自殺してしまった…


そういうことも
「いや天才と狂気は紙一重だから。
天才とはそういうものだから」
で片付けるなんて
本当にあり得ないと思うし、
そういう風にセクハラパワハラを
容認する人がいるから、
世の中に苦しむ人が
減らないんだろうなぁと思った。






あと個人的にかなりつぼだったのが、
エンドロール曲が
全然クラシックではなかったこと笑

やはり本作は
「クラシック映画」ではなく
「神になりすぎた
1人の権力者の没落」がメインで、
その権力者の職業が本作では
たまたま指揮者だったのだなぁと。
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