規則正しく響く音
それが、メトロノームの音だと
気づくところから
映画は始まる
まるで映画音楽の歴史を
紐解くような話ばかり
音楽の専門的な話は
よく分からなくても
彼の語りと
口伝えの音と
(何の音でも口で言っちゃうのすごい)
映画のシーンと
沢山のインタビュー映像を
見ているだけで
エンニオ・モリコーネという人の
凄さがわかる
セルジオ・レオーネと同級生ってところに
びっくりだけど
同世代だからできたタッグなのかもね
インタビューに出てくる
彼の音楽を語る顔が
皆同じ
どこか恍惚感のある顔
エンドロールの後も
もっと聴いていたい!と思ってしまう
観客と同じ顔。