Taiga

リベリオンのTaigaのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
3.7
ディストピアSF
来る第四次世界大戦を回避すべく、政府は国民の感情を全て抑止した社会を作り上げた。
それにより、感情の発露なり得る芸術や娯楽等も全て排斥された世界。
感情が芽生えた国民を取締まる捜査官を任じられたジョン・プレストン。
彼は捜査中に社会への疑念を抱き始め、抑制していた筈の感情の鼓動に揺れ動かされていく…。

本作の見所であるガン=カタ。
東洋武術の理論に基づき、極めて効率的な動作で銃撃を放つ戦闘術とのことだったが、何とも"無駄の無い無駄な動き"満載な厨二病垂涎キレキレアクションで、個人的にブッ刺さった。

既視感ありまくる設定だけど、人間讃歌なストーリーで、硬派な社会派SFとしても面白みがある。

クリスチャンベールが、カッコいい。
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