電気羊

家なき子の電気羊のレビュー・感想・評価

家なき子(1994年製作の映画)
3.5
安達祐実の出世作「同情するなら金をくれ!」で有名な「家なき子」の映画版。
テーマソングである中島みゆきの名曲が泣かせる。「空と君の間には。今日も冷たい雨が降る。君が笑ってくれるなら。僕は悪にでもなる。」

エレファントマンのような男が率いるサーカス団に引き取られた安達祐実は、同じ境遇の子供たちとともにサーカス団のパワハラ経営者や権力欲に付かれたオッサンに反旗を翻す。

燃え落ちるサーカステントで権力欲に付かれたオッサンと対決する安達祐実ちゃん。オッサンは愛した女に裏切られたと思っていたのが実はそうではなかったと改心し、安達祐実の前に屈服するのであった。

かくして一件落着させた安達祐実ちゃんは「裸の大将」よろしく、愛犬リュウとおもに別天地へと旅立つのであった。あー生活費はどうすんの?

しかしなー。この頃から安達祐実ちゃんを知っている者としては、「花宵道中」で、安達祐実ちゃんのセックスシーンで何か観てはいけないモノを観てしまった気まずさがあった。
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