モノクロの映像には既視感があった。
つい先日のウクライナ全土への砲撃の映像、ただ違うのはこのドキュメンタリー映像ではその犠牲となった人々の死体までをも映しだしていること。
もちろんTVニュースでは映せないのだが、あの燃えさかる炎と黒煙の下に、焦土となった瓦礫の下に、人間がいることを忘れてはならない。
ナチスに占領されたキエフでヒトラーの写真があちこちに貼られ鉤十字の旗を振る、それが今度はスターリンにとってかわる。
民衆はいとも簡単にプロパガンダに染められてゆくのだ。
一番の衝撃映像は公開処刑
ナチスが行ったユダヤ人虐殺は死刑に値するほどの重罪ではあるが、やはり人が人を殺すことのおぞましさは気分の良いものではない。
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ただただこの現実を見逃すまい、と必死だった。