あさ

ケイコ 目を澄ませてのあさのネタバレレビュー・内容・結末

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも研ぎ澄まされて隙のない99分間。どう表してもきっと言葉じゃ足りない。ケイコが笑ったら私も幸せ。フィルムを通して見る足立区、新旧が混ざり合う街並みがいつだって好きだけど今日見たのはあまりにも懐かしい景色。見慣れた大通りの商店街はずっと遠巻きにしか映らないからかな。不思議だね。

劇伴ないけど音はずっとある、だから音を意識する。引き合いにだすのも何だけど、『コーダ』がしなかったことを実現しているし、『ベビブロ』で感じた浅さとはマジの対照的にど真ん中で戦っている映画。寄り添うとかじゃないわ。良い映画に出会うと凹むって言ったら「なんで?」って言われたことあるけど、今日は凹むを通り越して「私は今何を見た?」って思った…。いつも映画に間に合わないから帰る時周りに人いっぱいいるの気づいてウオッてなった。『そばかす』も年内に見たいな〜。これどうにかしてお父さんと見たいのに、上映館増えないかなあ。絶対に映画館じゃなきゃダメだ。
あさ

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