珍しく邦題も原題もどちらも作品にマッチするなぁ、と感じた。
あるフォローワーさんのレビューを読んで視聴する気になった。癌に侵されながらも老人トムには、行かなければならない場所があり、この旅を完遂しなければならない訳があり、バスを乗り継いでの彼の人生最後の旅。途中トラブルに巻き込まれたり、人の情に接したり、危うい彼の一人旅。頑固な迄に使命の様に彼は最後まで旅を続け、遂に目的地に到着する。時には美しい風景も壮大過ぎて彼が最後まで行き着けるのか、見ている側がハラハラと切なくなる。
一言で言うと、一人の老人のバスの旅なのに、見ているうちに彼の誠実な人柄に惹かれ、不思議に心に響く作品。
No.1272
