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ALIVEHOON アライブフーンのクズリのレビュー・感想・評価

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)
4.0
映画「グランツーリスモ」を見た返す刀でこれも見た。以前、柳下毅一郎さんが面白いと言っていたのを覚えていたのもあって。
「グランツーリスモ」とほぼ同じ展開で、パクりなのかと思いきやこっちが先だった。え、じゃあ「グランツーリスモ」の方がパクり?ってまあeスポーツからリアルへとなるとこの展開しかないか。ラストはこっちの方がひねりがあって好き。「グランツーリスモ」だとゲームより実走の方が素晴らしいってオチだったのでゲーム好きとしてはちょっとね。
ドリフトレースって採点競技なんだってことにも驚き。早さを競うものではないのだった。でも土屋圭市氏のあからさまな「あいつ凄い」「あいつずるい」「バチがあたった」とかいうナイスな表現のおかでドリフトレースのルールよくわかんなくてもなんとなくこういうのがいい点になるのだなというのがわかってきて楽しい。
なんといっても土屋圭市監修ということはドリフトを実際にやってるってことじゃないですか。いやーよくわかんなくてもかっこいいっすよ。実際に出てきている人は本物のドリフト達人たちだったとのこと。ひゃー。
で、陣内孝則の役名がリョウスケって出てきたので涼介かと思いきや亮介だった・・・。ちぇ、頭文字Dリスペクトかと思ったのにな。
「グランツーリスモ」と合わせてみるといいかも。予算は恐ろしくけた違いなんだろうけど。レースの面白さでぐいぐい押してくる分こちらが好き。「グランツーリスモ」は女の子とのいちゃいちゃに時間を割く必要はないやろと思ったけど、こちらのレース準備の中で進展していく関係だと進行を妨げないのでOKOK。
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