きさらぎ駅というタイトルで、マジかよ映画化よ！と期待と羨ましさとで、めちゃくちゃ期待して見た！が、結果、きさらぎ駅インスパイア作品だった。。。きさらぎ駅を作る力がないならタイトルをきさらぎ駅にしないでもらいたい。これが後にも先にもきさらぎ駅映画だと思うとすごく残念だ。本当に酷い作品で失望した。せめてタイトルが違えばまた違う評価になったかもしれない。海外のホラーはもっと凝った構図やショット、仕掛け、はたまた考え抜かれたロジカルな演出なんかでアーティスティックな監督も多いのに、なんで日本のホラーはこんな作品が多いんだろう。残念だ。
こまけー事言うと冒頭の純子が迷い込んだ時に車窓から見える星の位置と、後半で謎について調べてる学生が迷い込んだ時の車窓から見える星の位置が同じなのは純子は1月だし、学生は6月で季節が違うのでありえない。この景色こそが迷い込んだ証と言われたらそれまでだが、だったら静寂になった後のカットに入れるべきだ。太鼓の音頭もイメージとだいぶ違った。前半のPOVだの、ありがちなjump scareだの異世界に入ったらエフェクト満載な映像だの、部屋中貼られたスクラップだのの散々コスられまくったダセー演出については言う事は何もない。
