タイトルからしてメジャーな都市伝説が題材で、どういう風に作るのかと思ってたけど、意外にも面白かった！
民俗学で真新しいことをやりたい主人公が、きさらぎ駅からの生還者が居ると話を聞きつけ取材を行いに来た所から始まる
最初はその時のインタビューを聞きながらの回想で始まるのだけど、これがまた映像も中々チープなCG加工だし、さらに一人称視点のゲームのように進むため、逆に自分視点として見ていける仕様になっている
それが賛否両論あるのかもしれないが、俺はそれはそれで面白いなと思った
取材を受けた後にもちろん主人公は実体験もしたいから同じようにきさらぎ駅へ行こうと画策するのだけど、その後が完全に「異世界転生」みたいな状態で、未来に起こる出来事を知っているチートになるわけです
昨今異世界転生モノが流行っているから、主人公が悩むことなく そういう思考に至って行動を起こすのも当たり前だと思うので違和感なく見れるし、むしろ、見ている側としては「ですよねー、ソレ回避のためにアレするよね～」みたいなのがあって、思いのほか気持ち的にも安心して見ていられる
…でもその通りに終わるわけがないのは当たり前で、まさか…まさか…？！となったエンディングで「ですよねー！」と、絶妙に良くも悪くもスッキリしたｗ
映画自体は約1時間半と短め
中だるみもほぼ無くて見やすい
ほぼ怖くもないから軽く見れると思う
あと、おっさんが段々と可愛く見えてきます
