あぁ、良いわね、地元を離れて行く友人を寂しさや嫉妬、人間関係の形が変わってしまう不安や将来について、仲良し4人組の中でちゃんと空気がある。
永遠に続くものなんてない。今を乗り切っても、縁には寿命がある。
人生の歩く道が離れれば触れ合う温度も変わってしまうし、物理的に距離が離れていたとしても繋がりがあればきっとそれは友情なんだろう。
そんな事を知らない年頃か、知っていながら知らない振りをする年頃か、それでもこんな事は口に出さない方が良いんだろう。
人生は思い出で出来ている。人の深みは経験と傷だろう。
若さ特有の、爽やかさすらある清々しい寂しさが羨ましいなと思う。
最後はだいなしだから瞬閉じした。