安堵霊タラコフスキー

オードリー・ヘプバーンの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
4.0
オードリー・ヘプバーンの人生を綴るオーソドックスなスタイルのドキュメンタリー映画ではあったものの、子供の頃における愛情の欠如と飢餓の経験が晩年に線で繋がる様子が出来過ぎな感もあって、さながら最後の方はウディ・アレンのカメレオンマンみたく架空の人物のモキュメンタリーを鑑賞している心地すらあった。

しかし50年代から60年代のハリウッドを代表する大女優にも、自分にも覚えがある人生の欠けた部分があったと知ると親近感が湧いてしまう。