このレビューはネタバレを含みます
大好きなシャルロット・ゲンズブール×パリを舞台とした作品なので、絶対に劇場で観ようと思っていました。
モンパルナスなのだろうか?高層マンションを売って広過ぎないアパルトマンに越すことにしたり、娘が独立したことに涙したり…ところどころ、自分の置かれている環境とリンクして私も涙が出ました。
とは言っても、深い心理描写があるわけではなく、淡々と日常が描かれているフランス映画らしい作品なので、感想は人それぞれだと思います。
私はこのようなミニシアター系作品を観るときは、自分の心の琴線に触れるなにかに出会えればそれだけで観てよかったと思えます。
最後の空っぽになったマンションの描写は、そこに集っていたみんなそれぞれの巣立ちを表現していたのかな…