このレビューはネタバレを含みます
90年代を主な舞台とした青春劇で、二十五、二十一の雰囲気を醸したラブストーリーですね。そのあたりの時代背景が好きな私は楽しめました。
ストーリーはそんなに奇をてらった内容ではなく静かに淡々と流れていく感じだけど、画がとてもよく、登場人物がみんな輝いていた。景色も綺麗だった。キム・ユジョン可愛すぎ。
活発なボラと大人しいウノの組み合わせが好き。欲を言えば、ボラとウノが付き合い始めてしばらくしてから旅立って欲しかったな。2人のラブラブが見たかった。その分ラストの辛さも倍増になるだろうけど。
別れのシーンと、ラストは…曲も相まって悲しすぎるだろ...。凄まじい喪失感。主人公、時計!時計はよ!(違うドラマですすみません)
そうなんだろうな~と思って観てたけど、最後あんな流れで事実を知るとはね。
ボラ、どんな風に生きてきたんだろ。音信不通になったまま年月が経ったから、心にしこりがあるままだったよね。悲しい別れだったけど、ウノとの思い出があるのとないのでは大違いだろうから、やっぱり出会ってよかったって思うのかな。
私は2、3日引きずりそうだけど、観てよかった映画です。