このレビューはネタバレを含みます
ひとつの電話を通して過去(1999)と未来(2019)が繋がる話。電話は過去からかかってきて、未来からはかける事ができない一方通行。未来の出来事を過去に教えることはできるけど、基本的に過去の変化が未来へすぐ反映されるという仕組み。
世界の変化は描かれてないけど、とにかく狭いこの人たちの範囲で、1999年と2019年が繋がった。
パク・シネとチョン・ジョンソの演技が素晴らしかった!
ハッピーエンドかと思いきや…ラスト、過去と未来のヨンスク同士の会話が衝撃。未来のヨンスク「電話は絶対に離さないで。変えられなくなるから」と過去の自分に言うんですね。今警官とソヨンの母が一緒に訪ねてくるからとも。ということは、未来のヨンスクは出来事を唯一全て覚えてる人物なんですよね。(過去の自分からの電話に驚いてないし。)過去とやりとり出来ること知ってるんですよ。ソヨンがはじめ知らなかったって事は、無限ループしてるわけではないんですよね。過去のヨンスクも知らなかったから。
圧倒的不利なソヨン、足掻いたけれど結局はヨンスク勝利…なんでしょうね。ソヨン勝利ルートもあちこちにあったんですがね。悪い方悪い方選択してってしまいましたね。もう序盤なにこの電話怖っ、て無視して、壁に穴あけなきゃよかったのに笑 絶対行かないわ~謎の地下室とか…
混乱するところもあります。ソヨンの空想妄言症?これを意味無く入れてくるか?
韓国作品あるあるの警察が全く機能しないことにため息つきながらも、楽しめました。
ソヨンにもう少し頑張って欲しかったから3.6。