このレビューはネタバレを含みます
10数年ぶりに見返した。
当時の通信事情がよくわかる。
パソコン通信の映画フォーラムでの会話(と言っても文字も書き込み)がとても懐かしく、いまとなってはめちゃくちゃまだるっこしい。
〇〇だよね?>ハル
なんてさ。^ ^
で、見終わって気づいたんだけど、この映画主人公の2人が一度も声で会話してないんだよ。
メールと掲示板と新幹線とビデオカメラ。
これだけでちゃんと恋愛映画が成立するんだね。今思うと凄いことやってるよね。
ラストシーンが2人の始まり。
挨拶をした時に初めて相手の声を聞くんだ。
テキストで読んでる時に想像していた声と実際に耳にする声とどれだけ違っててどれだけ一緒なんだろう。
そういう妄想がむくむく湧き上がってくるのでした。