個人的にあまり面白くなかった。
面白くなかったというより、皆似てると言っている『ステップフォード・ワイフ』(04)(原作と75年版は未見)を本当にただ擦っただけでパッとしない。
しつこいフラッシュバックも不気味さを煽るというよりうるささしか感じなかった。
オリヴィア・ワイルドは前作の監督作『ブックスマート』がすごく良かったのと、女性の生き方とは何なのかを問う今作のテーマも個人的に好きだから、『ステップフォード・ワイフ』の設定をなぞるだけではなくてもっと何か新しいものを観たかった。
そしてディタ様出てるの知らなくて、ラッキーディタ様だったけど、ほんとにうるせえカットバックのせいでディタ様もうちょい見せろよ!!怒となった。
なので良かった点を挙げるとするとディタ様が拝めたこととフローレンス・ピューの演技と走り方。
フローレンス・ピューは『ミッドサマー』ではイライラしたんだけど、Little Womenが良かったのと、彼女自身のキャラクターも相まってだんだん好きになっていった。ああいう走り方の人超好き。